汽力発電

汽力発電とは、蒸気の膨張力を利用した発電方式です。
重油やLNG(液化天然ガス)、石炭などを燃やした熱で高温・高圧の蒸気をつくります。この蒸気を使って蒸気タービンの羽根車を回し、タービンにつないだ発電機を動かし発電します。
汽力発電では、比較的低温域(600℃以下)での熱エネルギーの利用となります。

蒸気タービンは外燃機関の一種で、外部で発生させた高温の蒸気をタービン(羽根車)に吹きつけて回転させ、動力や推進力を発生させることのできる機関の事を指します。

蒸気タービンの歴史は古く、2000年前のギリシャの数学者が蒸気の動力作用による回転体について記したものがあると言われています。
実際に蒸気機関を船の推進力として、世界に登場したのは1897年。ヨーロッパで起こった産業革命の時代に発明されました。

蒸気タービンは、同じ機関で蒸気往復機関(ピストンを往復させて回転する力を得る機関)に比べて重量が軽く、大きな出力を得ることができます。中でも原子力発電所では原子炉で得た高温の蒸気を大型の蒸気タービンに吹きつけ回転させる事で、100万kW(キロワット)を超える電力を出力する発電所も少なくありません。

汽力発電方式発電所の主な設備

  • 貯炭場

    運搬場から陸揚げされた石炭を貯炭場に積付し、コンベアでボイラに送ります。

  • ボイラ

    貯炭場から送られてきた石炭を、細かい粉状にして燃焼します。この燃焼の熱を利用して、ボイラ水を高温・高圧の蒸気にしタービンへ送りこみます。

  • タービン発電機

    ボイラでつくられた高温・高圧の蒸気はタービンを高速で回転させ、これに直結している発電機が電気を起こします。

  • 変圧器

    発電機で起こされた電気を遠くへ無駄なく送るため、この変圧器で27万5000V(ボルト)等の高電圧に高めます。この後、送電線を通って各地に送られています。

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