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皆さまから頂いたご質問と回答(放射線の性質)

ラドンについて

[2009/11/20]

空気中に含まれるラドンとはどのようなものなのか詳しく教えてください。
また、日本全国の自然放射線の量に差があるように、ラドンの量も日本全国で差があるのでしょうか?
そうであればその理由は?

 

ラドンは希ガスの元素で最も重い気体であり、ラジウムがα線を出してラドンになります。
半減期は3.8日で、α線を出して別の元素に変わり、大気中の埃とともに浮遊しています。
日本中のどこの土壌にもウランが含まれています。
ラジウムはこのウランがα線を出して変化したものです。
またウランは花崗岩に比較的多く含まれており、地質に花崗岩が多く含まれている地域ほど、空気中のラドンの量も多くなります。

 

放射線の透過力で鉄板やコンクリート、水でアルファ線から中性子線まで止めることができるとありますが、実際の原子力発電所ではどれくらいの厚さの鉄板や壁によって放射線を遮蔽されているのでしょうか?

 

実際の原子力発電所では、核分裂で生成される放射性物質やそれから出る放射線は、「5重の壁」で閉じ込められており、具体的には次のとおりとなっています。
① ウラン燃料を陶器の様に焼き固めた燃料ペレット(第1の壁)
② ペレットを密封したジルコニウム合金製の被覆管(第2の壁)
③ 厚さ約150ミリの低合金鋼製の原子炉圧力容器(第3の壁)
④ 圧力容器を納める厚さ約30ミリの鋼鉄製の格納容器(第4の壁)
⑤ 厚さ約1メートルのコンクリートの原子炉建屋の壁(第5の壁)
【参考】出典:あとみん(http://www.atomin.go.jp/website/siryoukan/atom/ka/ko/goju_nokabe.html

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