海外電力関連 トピックス情報

英国:海外起源の民生用プルトニウムの所有権を新たに国内に移管

2014年7月28日

エネルギー気候変動省(DECC)は2014年7月3日、英国内にある海外起源の民生用プルトニウムのうち、スウェーデン事業者の約800キログラムとドイツ研究機関の約140キログラムについて、所有権を英国に移すことを決定したと発表した。英国内では123トンの民生用プルトニウムが保管され、海外起源の少量のプルトニウムについては、返還に伴うセキュリティ対策を避けることなどを目的として国内移管が検討されており、2013年4月にも約3トン(ドイツの約750キログラム、フランスの約1850キログラム、オランダの約350キログラム)の所有権を英国に移している。英国政府はこれらのプルトニウムについて、MOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料として原子炉で利用するプルサーマル発電が最も適切であると考えているが、プルサーマル発電の中核となる軽水炉はまだ国内で1基しか運転しておらず、日立GE社製の小型高速炉「PRISM」などで利用することも検討中である。

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