ウィスコンシン州知事のスコット・ウォーカー氏は2016年4月1日、原発の新規建設を後押しする法案に署名し、同法案が成立した。
同州では1983年から施行されていた法律に、「連邦による使用済原子燃料処分場が建設されるまで州の規制当局が州内での原子力発電所建設を承認できない」という条文があり原発新設の障害となっていた。
現在使用済燃料は発電所敷地内で乾式貯蔵が行われており、今回成立した法案では最終処分場建設の要求を削除した。

<参考>
[米国]ケンタッキー州で原発新設を後押しする法案が上院通過(2016年3月17日)
https://www.fepc.or.jp/pr/kaigai/kaigai_topics/1254603_4115.html

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