原子力エネルギー協会の会長兼アリゾナ・パブリック・サービス社のDon Brandt社長は2016年6月2日、エクセロン社が発表したクリントン、クアド・シティーズ両原子力発電所(合計3基)の早期閉鎖について懸念を発表した。
その中で同氏は、「これらの発電所の早期閉鎖は米国のエネルギーミックスにとって破壊的な損失である」と指摘した。
また同氏は、クリントンとクアド・シティーズは毎年、2,000万t以上のCO2排出を防止していることを強調したうえで、「国、地域、州レベルで、原子力の価値を認める政策を機能させるよう、我々は行動を起こす必要がある」とし、早急な対策の必要性を訴えた。

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