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[米国]環境保護団体も既設の運転延長に賛成

2016年7月12日

2016年6月17日付有力紙によると、影響力のある環境保護団体の一部が、反原発から「気候変動の観点からの環境保護」を優先する方向にシフトし、原子力発電への長年の強硬な反対の姿勢が軟化している。
米国で最も多く原子力発電設備を保有するエクセロン社の政府・規制関連担当副社長ドミンゲス氏は、「歴史的には、こういった環境保護団体は原子力に強硬に反対してきたことから、これはかなり重要な変化」としている。
最古で最大の環境団体である「シエラ・クラブ」は、すべての既設原子力発電所について、連邦の運転認可期限よりも前に閉鎖する運動を支援してきたが、その長年の方針を変えるかどうか検討中である。
シエラ・クラブの代表者は、既設の原子炉を、再エネによる電力への橋渡し役として、また石炭やガス火力の廃止を求めるキャンペーンでの代替エネルギー源として検討しているとしている。
「環境防衛基金」も同様なスタンスとされる。
さらにイリノイ州では、「天然資源保護協議会」が、エクセロン社の廃炉の決定を覆そうと、シエラ・クラブや環境防衛基金と協力して運動を展開している。

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