海外電力関連 トピックス情報

[インド]再エネの大量導入により発電設備が過剰のおそれ

2016年9月12日

2016年8月29日付の報道によると、インド政府が掲げる2022年までの再エネ開発目標(1.75億kW)が実現した場合、国内の発電設備が過剰となるおそれがある。
コンサルティング会社KPMGインディアのKamath氏は、現在の火力発電は設備利用率が62%で、電力取引所での取引価格が2~3ルピー(3~4.5円)/kWhと低い水準にあることから、既に供給過剰の状態であると指摘している。
政府は、再エネを2022年までに1.75億kW導入して全国民に電気を行き渡らせるという目標を掲げていが、Kamath氏は、この再エネ導入目標が達成されても、未電化人口約2億人の多くが貧困層であることから、需要は直ちには増加せず、火力発電所の設備利用率はさらに低下すると指摘している。

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