インド原子力公社は2016年8月29日、同国南部タミルナドゥ州のクダンクラム発電所2号(100万kW)が系統並列したと発表した。
同2号の発電電力はタミルナドゥ州、カルナタカ州、ケララ州、ポンディシェリ直轄領の4地域に送電される。
プラントメーカーのアトムストロイエクスポルトは「今後、異なる電気出力レベルでの動的安定性試験を経て100%出力に達する。
そして、72時間の定格出力試験後に同2号の仮検収が実施される予定である」とコメントした。
同2号は2015年7月に建設完了し、2016年5月に燃料を初装荷している。
同2号が商用運転を開始すれば、インドで22基目の原子炉となり、原子力発電設備容量は678万kWとなる。

<参考>
[インド]クダンクラム発電所2号機、初臨界(2016年7月28日掲載)
https://www.fepc.or.jp/pr/kaigai/kaigai_topics/1255004_4115.html

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