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[チェコ]ドイツの風力電力輸送用に新たな送電線を運開

2016年10月19日

チェコの送電会社CEPSのカリナ社長は2016年9月30日、北部ボヘミアのVyskov 変電所からプラハ周辺の工業地帯を結び、主にドイツからの風力発電による電力のループフロー問題に対処することを目的とした新たな送電線が運開したと地元通信社に語った。
この送電線のルートは既設の送電線と並行しており、延長約100km、270基の鉄塔からなる。
建設費は約1億200万ユーロで、9年がかりで完成した。
交渉を行った地権者数は6,000人余りとされる。
ドイツ北部で風力により発電された電力は、ドイツの国内系統を通じ南部のバイエルン州に送られているが、強風の際などに大容量の電力がループフローとなってチェコを迂回して流れる。
そのため、チェコ国内の系統運用に支障をきたす事態が、これまで頻繁に発生している。

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