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[欧州]欧州議会がパリ協定を承認し、同協定は11月に発効へ

2016年10月20日

欧州議会は2016年10月4日、昨年末のCOP21で合意したパリ協定への参加について投票を行い、賛成610票、反対38票、棄権31票で承認した。
9月30日には臨時環境大臣会合で合意しているため、欧州議会の承認によりEUとしてパリ協定参加の批准手続きを完了した。
パリ協定の発効には世界の温室効果ガス排出量の55%以上を占める55カ国以上の批准が条件(30 日後に発効)となっており、排出量1位の中国(排出割合:20.09%)、2位の米国(同:17.89%)、5位のインド(同:4.10%)が批准手続きを終え、10月3日現在で62カ国(排出割合:51.89%)が手続きを完了しており、パリ協定の早期発効が確実になっていた。
当初、加盟国が個別に手続きを行った後、EUとしての批准を行う予定であったことからEUの批准手続き完了は2017年以降と見込まれていたが、主要排出国の批准が次々と進む中、気候変動問題のリーダーを自認するEUは特例として加盟国の手続きを待たず早期の手続きを行ったもの。
今回のEUの批准によりパリ協定が11月上旬に発効することが確定し、11月7日からモロッコで開催されるCOP22で第一回パリ協定締約国会議が開催されることになる。

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