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[フランス:電力市場] CRE、「電力・CO2・天然ガス卸市場運用報告書2015-2016」発表

2016年11月9日

エネルギー規制委員会(CRE)は2016年10月18日、「電力・CO2・天然ガス卸市場運用報告書2015-2016」を発表した。
それによると、2015年は電力の需給バランスにおいて目立った問題はなく、電力のスポット価格は前年より11%上昇したものの、2015年平均で38.5ユーロ/MWhの比較的低い水準に止まった。
しかし、先物(1、2、3年物)では2016年第1四半期の安値(25ユーロ/MWh)から急速に上昇し、2016年6月末には35ユーロ/MWhに近い水準となった。
その後、9月後半には卸電力価格の急激な上昇が見られ、2017年の先物は9月初めの32ユーロ/MWhから10月初めには40ユーロ/MWhに達した。
この価格上昇は、原子力発電所の低い設備利用率と原子炉停止の長期化のニュースを背景として起こったもので、原子力発電所の設備利用率の見通しの不透明性が原因となっている。

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