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[カナダ] 長期エネルギー見通しを更新

2016年11月15日

カナダ国家エネルギー委員会(NEB)は2016年10月26日、長期エネルギー見通しの更新版を発表した。
NEBは、原油先物価格と2040年までのカナダの石油生産増加量の双方について、想定値を引き下げたとしている。
電力部門では、2016年1月の想定よりも、再生可能エネルギーについて、より大きな伸びを見込む一方、石炭火力は2040年までにCCSを設置できない場合、非常にシェアが小さくなるとした。
炭素価格の想定は今回の見直しには含まれていないが、今後2017年にその想定を更新し、カナダの対気候政策の枠組みに反映するとしている。
今回の更新での主な変更点は以下のとおり。
(1)基準原油価格:2040年までバレル当たり90米ドル、または2016年1月のNEB想定よりも17米ドル引き下げ
(2)カナダの原油生産量:2015年の1日当たり400万バレルから2040年には570万バレルに増加
(3)石炭火力発電電力量:連邦規制とアルバータ州における2030年までの石炭火力の段階的廃止計画により、2040年までに現在の水準の10%に低下
(4)石炭火力発電の代替:ガス火力と再生可能エネルギー発電が増大。
水力発電容量は2015年のレベルから15%増加し、太陽光、風力、バイオマスを合計した容量は、2040年までに2倍以上の増加 

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