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[フィンランド]送電系統運用者が厳冬期の供給力不足を警告

2016年12月12日

フィンランドの送電系統運用者Fingridは2016年11月23日、気温が0度以下になる厳冬期には供給が不足する高いリスクがあると発表した。
隣国からの輸入電力と国内の供給力で冬季における需要を十分にカバーできるとしながらも、予期せぬ送電線や発電所の事故を許容できるだけの余裕はないとした。
こうした状況に拍車をかけているのが、従来型発電設備閉鎖の増加。
フィンランドでは近年、再エネ導入による卸電力価格低下が従来型発電設備の採算性に大きな影響を与えている。
10年に1日発生する可能性がある極寒日には、想定最大電力が1,510万kWに達し、国内で調達できる供給力1,160万kWでは間に合わず、350万kWの輸入電力が必要になると想定されている。
需給がひっ迫する状況は、建設中の原子力発電所オルキルオト3号機(160万kW)が運開しても今後、数年間は続くと見られる。

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