料金比較サイトを運営するVerivox社が2017年2月13日に報じたところによると、2~4月の間に75の小売事業者が電気料金(基礎的供給料金※)の値上げを発表しており、値上げ率は平均3.4%になる。
値上げの理由は、再エネ賦課金と系統使用料金の上昇。
Verivox社によると、値上げにより平均的な4人世帯(年間消費電力量4,000kWh)では、年間42ユーロ電気料金が上昇する。
2017年1月には既に354の事業者が基礎的供給料金の値上げを行っており、2~4月期と合わせると、約半数の事業者が料金値上げを行ったことになる。
※基礎的供給料金・・・供給者変更を行わない需要家に対して適用される料金メニューで、供給地域で最多の顧客を抱える事業者に提供が義務付けられている。

 

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