2017年2月21日付の報道によると、FirstEnergy社はオハイオ州のデイビスベッセ原子力発電所とペリー原子力発電所の2基を対象としたゼロエミッション証書(ZEC)の創設を支援していくことを発表した。
ZECは原子力発電所が発電の際にCO2を排出しないことの環境価値に対して支払いを行う制度で、ニューヨーク州やイリノイ州で関連法案が成立している。
同社は2018年中頃までに自由化市場から撤退し規制ビジネスに集中することを予定しており、両発電所もその対象となるが、両発電所に買い手がつくためにはZECによる追加収入が重要であるとしている。

 

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