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[世界] 2016年のCO2排出量は経済成長にもかかわらず前年と同程度

2017年4月5日

2017年3月16日、国際エネルギー機関(IEA)が公表した2016年の世界のCO2排出量(速報値)は前年とほぼ同程度となり、3年連続増減なしとなった。
国際通貨基金(IMF)によると2014年と2015年の経済成長率はそれぞれ3.4%、3.1%となり、CO2排出量が経済成長と切り離されたことになる。
CO2排出量が増えない要因は排出量の多い中国と米国で削減されているためで、中国は4年前には発電の80%を占めていた石炭火力の割合が原子力発電の稼働などにより低下したことで、CO2排出量は前年比で1%削減された。
米国でも石炭からガスへの移行が進みCO2排出量は前年比3%削減された。
しかし、アジアなど他国が排出量を増やしたことから世界全体の排出量はフラットとなった。
現在のトレンドが今後も継続するかどうかについては、IEAでは不明であると答えながら、数年前よりも楽観的になってきたとしている。

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