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[欧州] 欧州委、欧州南部と地中海東部間の送電線建設への補助を承認

2017年4月27日

欧州の主要インフラプロジェクトへの補助金や技術に関する支援を担う欧州委員会の関連機関INEAは2017年4月5日、欧州南部と中東をつなぐ国際連系線EuroAsia interconnectorプロジェクトへの補助金の拠出について合意した。
同プロジェクトは中東・アジア地域からの電力を欧州へ輸送するとともにキプロスと大陸間を送電線で連系することを目的としており、ギリシャ南部の島であるクレタ島を介してイスラエル、キプロス、ギリシャの3カ国に跨り敷設される海底直流送電線である。
全長が1,518km、プロジェクトの第一フェーズ完了時の送電容量が100万kW(最終的に200万kWに引き上げられる)、送電電圧は500kV となっている。
既に建設に係る技術・環境面の予備調査が済み、現在、国際連系線の設計を進めている段階で、2020年までにプロジェクトの第一フェーズの完了を見込んでいる。
同プロジェクトは欧州全体の利益の観点から優先して整備を進めるエネルギーインフラプロジェクトに指定されており、プロジェクトのコスト2,900万ユーロのうち、最大で半額がEUの基金から拠出される。 

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