英国の系統運用者ナショナル・グリッドは2017年4月21日、同国で1882年に世界初の石炭火力発電所を稼働して以来、初めて石炭火力で発電することなく、英国(北アイルランドを除く)の電力需要を24時間継続して賄ったことを明らかにした。
石炭火力による発電が行われなかった時間帯は、同月20日23時から21日23時までの24時間である。
同21日の供給電力量の構成は、ガス火力50.3%、原子力21.2%、風力12.2%、正味輸出入6.0%、バイオマス6.7%、太陽光3.6%であった。

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