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[世界] IAEA事務局長、国際低濃縮ウランバンク計画は順調と報告

2017年6月28日

国際原子力機関(IAEA)の天野事務局長は2017年6月12日、理事会で、核兵器不拡散を堅持しつつ原子力の平和利用を進める上で重要な、国際低濃縮ウランバンク計画は順調に進んでいると報告した。
この計画は、自由市場で軽水炉燃料に使用する低濃縮ウランを調達できないイラン等の国々を対象に、核兵器製造にも転用されかねないウラン濃縮施設を自国内に建設する代わりに、低濃縮済のウランをIAEAが提供するというプロジェクト。
EUが2,600万ドル、米国が4,900万ドル、米国の投資家であるウォーレンバフェット氏が主導するNPO団体NTI(Nuclear Threat Initiative)が5,000万ドルを投資し、国連安全保障理事会が承認している。
最大90tの低濃縮ウラン貯蔵施設は中央アジアのカザフスタンに建設され、2017年8月29日に竣工式が行われ、2018年から操業開始する予定。

【情報提供:一般社団法人 海外電力調査会

 

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