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[米国] NEI、連邦エネルギー規制機関に電力市場改革で提言

2017年7月6日

米国原子力エネルギー協会(NEI)は2017年6月22日、連邦エネルギー規制委員会(FERC)が5月1日~2日に開催した技術会議に呼応した形で、原子力の環境面、信頼度の高さを評価した市場制度設計を検討するように、電力卸市場や地域送電機関(RTO)・独立系統運用者(ISO)を監督するFERCに具体的行動を取るように書面で要請した。
NEIは、「原子力発電所は炭素やその他大気汚染物質を排出しない形で24時間大容量の電力を長期的に安定した価格で提供している。
しかし、それらの環境面、長期的価格安定性、系統動揺回復力に対して電力卸市場やRTO・ISOより適切な対価が払われず、短期的な価格付けにより安価なガスに有利になり過ぎている」とし、
(1)FERC管轄下の卸市場で短期経済性に動機付けられすぎている面の見直し
(2)各州政府が政策目標とする環境政策に原子力を含める場合、再生可能エネルギーの取り扱いと同様に干渉しない
(3)長期的価格安定性、系統動揺回復力や燃料多様化に対する貢献度を歳入に反映できるような市場制度設計の検討をRTO・ISOに指示すること
等を求めている。

【情報提供:一般社団法人 海外電力調査会

 

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