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[ブラジル] ロシア、アングラ3号原子力発電所工事への参画を狙う

2017年10月10日

エネルギー情報サイトは2017年9月22日、ブラジルのヌネス外相とロシアのラブロフ外相が米国・ニューヨークで会談し、エネルギー分野の投資機会等について話し合ったことを報じた。
ロシア側は、ブラジル国内3機目で現在建設中のアングラ3号原子力発電所への工事参画および深海層(プレサルト)での油田・ガス田開発への参加に関心を示した。
ラブロフ外相によると、特にアングラ3号の工事に関して、ロシアは十分な技術力を有し、工事参加に意欲的な企業(国営原子力ロスアトム)もあるとした。
同機の工事を巡っては、9月1日に中国の中国核工業集団公司がブラジル連邦電力持株会社(エレトロブラス)との間でアングラ3号への協力を念頭に置いた覚書を締結するなど、中国が優位に交渉を進めているとの見方が強かったが、後れを取ったロシアが巻き返しを図っているものと見られる。
なお、国営原子力企業のロスアトムはブラジルでの事業拡大を目指し、2015年にリオデジャネイロ市内に事務所を開設している。

【情報提供:一般社団法人 海外電力調査会

 

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