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[韓国] 「海外への原子炉輸出を強力に後押しする」と発表

2017年10月20日

現在、文政権下で脱原子力の政策が進められている韓国は、10月10日、韓国産業通商資源部の白雲揆長官が、自国の原子炉輸出を強力に後押する方針であることを発表した。
また同日、国営企業の韓国水力・原子力会社は、韓国とアラブ首長国連邦(UAE)で建設中の「APR1400」を欧州の安全基準に適合するよう改良した「EU-APR」が欧州電気事業者要件の審査をパスしたと発表。
これにより韓国は欧州の他、同様の要件となる南アフリカ、エジプトなどへの原子炉市場にも参入する基盤が整ったことになる。
「EU-APR」は韓国型の次世代原子炉モデルで、白長官は、今後、英国やチェコなどの原子炉新設プロジェクトで自国企業が勝利を納められるよう政府が支援すると明言した。

このように、現在、UAEでAPR1400を4基建設中の韓国は、その導入実績や経験を強みとして、欧州などでさらなる受注に成功する可能性が高まっている。
この他、同日、韓国輸出入銀銀行も原子炉輸出プロジェクトにおける財政リスク低減方法についても発表した。

現在、文政権の下、脱原子力の政策が進められている韓国。
一方で、国、産業界、金融機関が一体となった原子力事業の海外展開が進められており、その国際競争力は日に日に高まりつつある。

 【情報提供:一般社団法人 日本原子力産業協会

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