海外電力関連 トピックス情報

[米国] 政策研究団体、小型モジュール炉普及促進に関する報告書を発行

2017年11月8日

2017年10月18日付の報道によると、小型モジュール炉(SMR)の普及促進に関する新しい報告書が発行された。
ニュークリア・イノベーション・アライアンス(NIA)により作成された「SMRをリードする」(Leading on Small Modular Reactors)と題する報告書は、米国が原子力技術と輸出でリーダーシップを取り戻すため、SMR技術に投資し、商業展開に向かう必要があると指摘している。
また報告書では、州と連邦の政策の組み合わせにより、近い将来SMRの大幅な増設が達成できるとし、次の4つを提言している:(1)SMRのライセンス取得および普及を加速するため、エネルギー省(DOE)の民間とのコスト分担型支援プログラムを拡大する、(2)連邦発電税額控除制度における適用期限(2021年1月1日までの運転開始)を撤廃する法改正を行い新規原子炉が控除を受け取れるようにする、(3)連邦の施設(国立研究所など)が原子力を含む低排出電源の電力購入契約(PPA)を20年以上にわたって締結する、(4)州の再エネ利用基準(RPS)を、原子力を含めたクリーンエネルギー基準に拡大する。
(NIAは、先進原子炉技術の効率的なライセンス取得と実証のための政策を提言するために、2015年11月に設立された非営利団体である。)

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 <参考>[英国]政府、数カ月以内に小型モジュール炉開発戦略を発表する予定(2017年10月2日掲載)

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