海外電力関連 トピックス情報

[フランス] ユロ大臣、原子力発電所の大改修計画のコストに言及

2018年5月21日

ニコラ・ユロ環境連帯移行大臣は2018年4月12日、議会の原子力安全・セキュリティ調査委員会による聴聞会において、原子力発電所の大改修計画のコストについて言及した。
この既設炉の40年超運転に向けての計画について、これまでEDFは、2014~2025年に456億ユーロ(5兆9820億円)を投資するとしていたが、今回ユロ大臣は、会計検査院から示された情報に基づき、改修期間を2033年まで延長し、「2014~2033年で約1,000億ユーロ(13兆円)」との試算を示した。
また、同大臣は、「40年超運転の原子炉の平均発電コストは、年間4,200億kWh発電したとして、3.2ユーロ・セント(4.16円)/kWh(投資コスト1ユーロ・セント、運転コスト1.7ユーロ・セント、燃料コスト0.5ユーロ・セント)になる」としている。
※1ユーロ=130円として計算 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】 

<参考> [フランス] EDF、原子炉寿命延長プロジェクトを弁護(2017年8月1日掲載) 

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