海外電力関連 トピックス情報

[ドイツ] 気候行動計画によるCO2削減効果は目標の3分の2止まりの見通し

2018年7月11日

2018年6月11日付専門誌の報道によると、2014年に策定された「気候保護行動計画」によるCO2削減効果は4,000万~5,200万tとなり、当初期待された削減量の3分の2にとどまる見通しであることが明らかになった。
ドイツは2020年までに1999年比でCO2を40%削減するという目標を掲げているが、現状のペースではこの達成は難しいとされている。
「気候保護行動計画」は、電力・運輸等の各部門における追加的なCO2削減策を規定しており、電力部門は2,200万tの追加削減を義務付けられていたが、実際の削減量は1,604万~1,840万tとなる見通しである。
現在の予想では2020年時点での削減率は32%とされており、連邦政府は再エネ導入目標の引き上げ等により、目標未達分をできる限り早期に埋めるとしている。

 

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 <参考>[ドイツ] 2030年の環境目標達成には厳しい決断が必要との経済学者の意見(2018年6月1日掲載)

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