海外電力関連 トピックス情報

[米国] 連邦控訴裁判所、ニューヨーク州原発支援策(ZEC)も支持

2018年10月24日

連邦第2巡回区控訴裁判所は2018年9月27日、ニューヨーク州の原子力発電所をゼロ炭素電源として支援するゼロ排出証書(ZEC)プログラムを不満とする上訴を、一審のニューヨーク南部地区連邦地方裁判所の判決(2017年7月)を支持する形で、却下した。
この裁定は、2018年9月13日の連邦第7巡回区控訴裁判所による判断を支持し、イリノイ州のZECプログラムと同様の判断が下されたもの。
これら一連の司法判断により、2016年にニューヨーク州とイリノイ州で成立した(ZEC)が、卸電力市場を所轄する連邦エネルギー規制(FERC)の法規とも齟齬はないとする裁定が繰り返し下されたことになる。
米国最大手の原子力事業者のエクセロン社は、「この9月の2度の司法判断で、ZECプログラムの法的有効性が再認識されたことを歓迎する。引き続き、ゼロ炭素排出でレジリアンス(事故時回復力)のある電力供給に努める」とのコメントを発表した。 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】 

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