海外電力関連 トピックス情報

[フランス] 規制当局、フラマンビル3号機原子炉の圧力容器を認可

2018年11月9日

フランス原子力安全規制局ASNは2018年10月10日、フランス電力大手EDFが建設中のフラマンビル原子力発電所3号機(EPR、163万kW)の原子炉圧力容器(RPV)を認可したと発表した。
フラマトム社(旧AREVA NP)クルゾ工場で製造された同発電所のRPVは、炭素偏析の判明で安全性が懸念されていたが、ASNは2017年10月、RPV下鏡は検査回数を増やし適正な管理をすること、RPV上蓋は2024年までに新しいものと取り換えることを条件に運転は可能であるとの判断を下しており、同見解に基づき今回認可が発給された。
なお、この認可はRPV下鏡のみが対象であり、上蓋は認可の対象ではない。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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