海外電力関連 トピックス情報

[フランス] 電力大手EDF、サンローラン原子力発電所周辺の土地買収に関心

2018年11月28日

2018年10月24日の現地報道番組は、EDF(フランス電力)がサンローラン原子力発電所周辺の116ヘクタールの土地買収を検討していると報じた。
同情報によると、農地管理団体のSaferが同原子力発電所周辺の農家に対し、「EDFは、低炭素発電の新規プロジェクトを実現するための土地確保を検討している」という書簡を送った。
同発電所の責任者は、番組のインタビューに応じ、「1983年に運転を開始した2基の運転停止に備えて、産業活動を継続するために然るべき準備をするのはEDFの責任。同発電所周辺の土地を購入しておけば、廃炉事業だけでなく、EPR新設による原子力発電の継続も可能となる」と述べた。
EDFは既に、ベルビル原子力発電所周辺の140ヘクタールの土地を燃料貯蔵プールの建設を目的に取得する一方、シノン原子力発電所周辺の120ヘクタールの土地取得も検討していると報じられている。
2018年10月30日の現地専門誌によると、EDFの本部サイドは土地取得について、「現段階では計画は具体化していない」とコメントしている。 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】 

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