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プルサーマル

使用済燃料から、再処理によって分離されたプルトニウムをウランと混ぜて、混合酸化物燃料「MOX(モックス)燃料」に加工し、これを現在の原子力発電所の軽水炉で使用することを「プルサーマル」といいます。

プルサーマルの必要性

プルサーマルは使用済燃料のリサイクルを進めるうえで、有効な手段です。これらのことから電気事業者は、プルサーマルの導入を経営の重要課題として、遅くともMOX燃料加工工場が操業開始する2015年度までに16〜18基の原子炉での実施を目指しています。
プルサーマルの必要性

MOX(MOX=Mixed Oxide Fuel) 燃料の特性

MOX燃料の特性により原子炉内で核分裂を制御する制御棒の効きが、ウラン燃料のみの場合よりも若干落ちますが、もともと十分な余裕を持った設計を行っているため、制御棒をそのまま使用しても安全上問題となることはありません。
また、MOX燃料はウラン燃料に比べて融点が低いという特性がありますが、こちらも十分な余裕があるため安全上問題となることはありません。
MOX燃料の特性

プルサーマルの実施実績

プルサーマルの歴史は古く1963年にベルギーで行われたほか、フランス、ドイツなどでも40年以上の実績があります。日本においても1986年から1991年の間に2基の発電所で6体のMOX燃料を使用した実績があります。
プルサーマルの実施実績

プルサーマルの現状

資源に乏しい日本が将来にわたりエネルギーを安定的に確保していくためには、国内における原子燃料サイクルの確立が不可欠です。その一環であるプルサーマルの重要性から、国および電気事業者はプルサーマルの実施に向けて積極的な取り組みを行っており、2009年12月から九州電力玄海原子力発電所3号機で、2010年3月から四国電力伊方発電所3号機でプルサーマルが始められました。
プルサーマルの現状

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