HOME > 電気事業のいま > 原子力発電所の安全確保 > 検査・点検によって安全を守る > 原子力発電所の定期検査
文字サイズを変更

原子力発電所の定期検査

定期検査は、いわば「発電所の健康診断」です。設備を安全な状態に保ち、トラブルを未然に防止し、安全・安定運転を行うことを目的に、運転を停止して実施します。

定期検査の3つの目的

  • 健全性の確認

    主要な設備が正常に機能するか否か、また分解検査や漏洩検査によって設備に機能が維持されているかどうか点検します。

  • 機能維持

    燃料など消耗品を交換し、補修など劣化に対する処置を行い、異常は早期に発見し、必要な処置を行います。

  • 信頼性の向上

    ほかの発電所で発生した事故や故障の類似個所を点検し、必要に応じて処置を施します。また、設備・機器の交換の必要が生じたときには新品に取り替えます。

定期検査の制度

定期検査は、電気事業者が数多くの試験・検査(定期事業者検査)を行うのみでなく、安全上重要な設備の機能や総合的な性能については、国の検査も受けています。

また、電気事業者が行う検査の実施体制・検査方法についても、独立行政法人 原子力安全基盤機構による審査が行われます。

検査制度の改正

これまでの定期検査では一定の時間が経過したら、機器の状態の良否に関わらず、停止、分解して点検・保守を行ってきましたが、個別機器の特性や状態に柔軟に対応できていないという課題がありました。

このため、これまで目視・聴診・触診などで行ってきた日常的な点検に加え、技術者が振動計・赤外線カメラ・潤滑油分析などの新しい手法(状態監視)を活用し、運転中の機器の異常兆候をいち早く察知し点検・保守を行うことを進めていきます。

また点検・保守時に確認された機器の状態(磨耗量など)をデータベース化し、それぞれの機器の特性(重要性や故障可能性など)を分析することにより、点検の方法、頻度・時期を決定します。このような活動を繰り返していくことにより、保全の有効性を高めていきます。

[目安箱] でんきの情報広場 目安箱

電気事業について、また、本サイトについてのご意見・ご感想をお寄せください。

このページの先頭へ