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米国のNRC、VCサマー原子力発電所増設の建設・運転認可を決定

2012年4月12日

米国原子力規制委員会(NRC)は3月30日、委員5人による投票を行い、4対1によって米南東部サウスカロライナ州でサウスカロライナ・エレクトリック&ガス(SCE&G)社らが進めているVCサマー原子力発電所2、3号機増設プロジェクトに対して建設・運転一括許認可(COL)を発給することを決定した。NRCは今年2月10日にジョージア州のボーグル原発増設プロジェクト(出力110万kW2基)にCOLを発給、34年ぶりの建設許可として大きな話題になったが、VCサマー原発増設はそれに続くCOLの取得である。VCサマー原発では、ボーグル原発と同じ東芝子会社、ウェスチングハウス(WH)製の最新型加圧水型軽水炉「AP1000」(出力各110万kW)を採用、2017年と2018年の商業運転開始を予定。「AP1000」は外部電源が失われても、自動で冷却装置が作動するなど高い安全性を誇るとされている。

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