[欧州] 18社、欧州SMR産業連盟にBWRX-300に特化したWGの設立を申請
2024年8月8日
ポーランドのORLEN Synthos Green Energy(OSGE)は2024年7月25日、EU10カ国およびノルウェーの17社と共同で、GE日立製小型モジュール炉(SMR)「BWRX-300」の導入に特化した作業部会(WG)の設立を欧州SMR産業連盟に申請したと発表した。
2030年代初頭までの欧州におけるSMRの導入加速を目的として2024年2月に欧州委員会が設立した同連盟は、原子力サプライチェーンの活性化を含め、SMRの開発、実証、配備の条件改善のため、特定のWGを通じて活動しており、特定のSMRプロジェクトの支援と市場展開の加速を目指している。
本WGメンバーを擁するEU10カ国は、ポーランド、フランス、エストニア、フィンランド、スウェーデン、オランダ、ブルガリア、ルーマニア、スペイン、チェコ。
OSGEによると、18社のWGは、欧州企業が持つBWRX-300への強い関心を裏付けるもので、今後も興味を持つ企業が出る可能性があるとしている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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