[米国] NRC、ノースアナ1、2号機の2回目の運転延長申請(80年運転)を認可
2024年9月12日
原子力規制委員会(NRC)は2024年8月28日、ドミニオン社の子会社であるVirginia Electric and Power社に対して、ノースアナ原子力発電所1、2号機(PWR、約100万kW×2)の2回目の運転延長(80年運転)を認可したことを発表した。
これにより1号機は2058年、2号機は2060年までの運転が可能となる。
2020年8月の申請後、審査を経て安全評価報告書が2022年1月に、最終環境影響評価書が2024年7月に発行されていた。
ドミニオン社は「我々の顧客は、信頼性が高く、CO2を排出しない電力を供給する同発電所を今後もう一世代にわたって頼りにし続けることができる」とコメントしている。
80年運転が認可されたのは、ターキーポイント3、4号機(PWR、2019年12月認可)、ピーチボトム2、3号機(BWR、2020年3月認可)およびサリー1、2号機(PWR、2021年5月認可)に続いて4例目で、この他に7つのプラントが80年運転の審査中となっている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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