[米国] CEC、2025年版建築物エネルギー効率基準を採用
2024年9月27日
カリフォルニア州エネルギー委員会(CEC)は2024年9月11日、2025年版のエネルギーコード(設計基準)を採用したことを発表した。
これはカリフォルニア州の温室効果ガス(GHG)排出量の4分の1、消費電力量の約70%を占める建築物のエネルギー効率を高め、運用コストを削減するための基準で、3年ごとに更新している。
今回の更新内容として、新築住宅などにヒートポンプを設置すること、集会施設などにおける太陽光発電や蓄電池の基準を更新し、系統への逆潮流を抑えながら敷地内でクリーンエネルギーを最大限利用することなどが含まれている。
CECは今回の更新により3年間で50万台のヒートポンプの導入、GHG排出量を400万t削減、エネルギーコスト48億ドルの節約になると見込んでいる。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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