資 料 2
NSネット(ニュークリアセイフティーネットワーク)
の活動状況(2004/3/19)
2004年3月19日
電気事業連合会
NSネット
1.これまでの活動実績等
(1)相互評価(ピアレビュー )
  実施時期 レビュー対象事業所 所在地 施設の種類
第1回
12年4月 三菱原子燃料(株) 茨城県東海村 燃料加工施設
第2回
5月 原子燃料工業(株) 東海製造所 同 上 同 上
第3回
6月 日本ニユクリア・フユエル(株) 神奈川県横須賀市 同 上
第4回
7月 ニュークリア・デベロップメント(株) 茨城県東海村 核燃料物質使用施設
第5回
9月 日本核燃料開発(株) 茨城県大洗町 同 上
第6回
10月 東京電力(株) 福島第一原子力発電所 福島県大熊町・双葉町 原子力発電施設
第7回
11月 日本原子力発電(株) 東海第二発電所 茨城県東海村 同 上
第8回
12月 九州電力(株) 玄海原子力発電所 佐賀県玄海町 同 上
第9回
13年1月 東北電力(株) 女川原子力発電所 宮城県女川町・牡鹿町 同 上
第10回
2月 四国電力(株) 伊方発電所 愛媛県伊方町 同 上
第11回
3月 北海道電力(株) 泊発電所 北海道泊村 同 上
第12回
5月 日本原燃(株) 濃縮・埋設事業所 青森県六ヶ所村 濃縮施設
第13回
6月 三菱マテリアル(株) 那珂研究センター 茨城県那珂町 核燃料物質使用施設
第14回
7月 (株)東芝 原子力技術研究所 神奈川県川崎市 試験研究炉
第15回
8月 北陸電力(株) 志賀原子力発電所 石川県志賀町 原子力発電施設
第16回
9月 日本原子力研究所 東海研究所 茨城県東海村 試験研究炉
第17回
10月 中国電力(株) 島根原子力発電所 島根県鹿島町 原子力発電施設
第18回
11月 核燃料サイクル開発機構 東海事業所 茨城県東海村 再処理施設
第19回
12月 住友金属鉱山(株) 技術センター 同 上 核燃料物質使用施設
第20回
14年1月 関西電力(株) 大飯発電所 福井県大飯町 原子力発電施設
第21回
4月 (株)ジェー・シー・オー 東海事業所 茨城県東海村 核燃料物質使用施設
第22回
5月 レーザー濃縮技術研究組合 同 上 同 上
第23回
6月 三菱重工業(株) 神戸造船所 兵庫県神戸市 設計・製造施設
第24回
7月 (株)日立製作所 日立事業所 茨城県日立市 同 上
第25回
10月 三菱電機(株) 電力・産業システム事業所 兵庫県神戸市 同 上
第26回
10月 石川島播磨重工(株) 横浜事業所 神奈川県横浜市 同 上
第27回
11月 富士電機(株)東京地区 東京都日野市 同 上
第28回
12月 原燃輸送(株)本店・六ヶ所輸送事業所 東京都港区・青森県六ヶ所村 輸送管理業務(設計を含む)
第29回
15年1月 電源開発(株)本店 東京都中央区 原子力発電所の建設準備
第30回
2月 三井造船(株)玉野事業所 岡山県玉野市 設計・製造施設
第31回
5月 日立造船(株) 有明機械工場(日立造船D&E(株)) 熊本県長洲町 同 上
第32回
6月 (株)神戸造船所 高砂機器工場 兵庫県高砂市 同 上
第33回
7月 住友原子力工業(株) 東京都墨田区 ソフト研究開発・安全解析
第34回
9月 日揮(株)技術研究所 茨城県大洗町 研究施設
第35回
9月 中部電力(株)浜岡原子力発電所 静岡県浜岡町 原子力発電施設
第36回
10月 電力中央研究所
狛江研究所・低線量放射線研究センター
東京都狛江市 研究所施設
第37回
12月 東京電力(株) 福島第二原子力発電所 福島県富岡町・楢葉町 原子力発電施設
第38回
16年1月 原子燃料工業(株) 熊取事業所 大阪府 熊取町 燃料加工施設
第39回
3月 核燃料サイクル開発機構 大洗工学センター 茨城県大洗町 試験研究炉

 
<ピアレビュー実施状況>

   
関西電力(14年1月)
(現場観察)
  中部電力(株)(15年9月)
(面談)
  日揮(株)(15年9月)
(書類確認)

(2)原子力安全に係る情報交換・発信

 
    開設時期 掲載情報の概要 アクセス件数
(累積、H16.1末)
一般向 日本語版 12年3月 NSネットの活動状況、会員のプレス発表情報、会員施設の運転状況、相互評価報告書等 約433,000件
英語版 12年6月 NSネットの概要、活動状況、原子力施設のトラブル情報、相互評価報告書(概要版)等 約51,000件
会員向 12年7月 原子力施設のトラブル情報、安全文化醸成に関する文献情報、ヒューマンファクタ情報等 約35,000件

(3) 原子力安全文化の普及
 
セミナーの開催 12年
4月6日
平成12年度トップセミナー
(東京:経団連会館)
講演:近藤駿介 東大大学院教授、吉川弘之 日本学術会議会長
9月28日  第1回管理者セミナー
(福井県美浜町:原子力安全システム研究所)
講演:小林宏之 日本航空機長 他
事業所の安全活動紹介・ディスカッション
11月28日  平成12年度NSネットセミナー
(東京:虎ノ門パストラル)
講演:村上陽一郎 国際基督教大学
教授
ピアレビューを題材としたパネルディスカッション
13年
3月9日
第2回管理者セミナー
(東京:朝日東海ビル)
講演:米国GE社 C.J.モネッタ氏 他
事業所の安全活動紹介・ディスカッション
4月13日  平成13年度トップセミナー
(東京:大手町サンケイプラザ)
講演:鈴木篤之 東大大学院教授、三島健二郎 日本航空常勤顧問
8月23日  第3回管理者セミナー
(茨城県水戸市:常陽藝文センター)
講演:札野順 金沢工業大学教授
ピアレビューでの良好事例紹介・ディスカッション
9月13日  平成13年度NSネットセミナー
(東京:都市センターホテル)
講演:舛添要一 舛添政治経済研究所長
パネルディスカッション:21世紀の原子力の安全と信頼
14年
3月6日
第4回管理者セミナー
(東京:朝日東海ビル)
講演:米国サウスウエスト研究所 グレン・ライト氏他
ピアレビューでの良好事例紹介・ディスカッション
4月5日 平成14年度トップセミナー
(東京:経団連ビル)
講演:山之内秀一郎 宇宙開発事業団理事長、木元教子 原子力委員 
8月22日 第5回管理者セミナー(東京:朝日東海ビル) 講演:(財)鉄道総技 四ノ宮章 人間科学研究部長
ピアレビューでの良好事例紹介・ディスカッション
9月26日 平成14年度NSネットセミナー(東京:大手町サンケイプラザ) 講演:佐々淳行 元内閣安全保障室長
パネルディスカッション:危機管理とコミュニケーション
15年
3月5日
第6回管理者セミナー(東京:朝日東海ビル) 講演:亀田総合病院 牧野 永城 特命副院長
ピアレビューでの良好事例紹介・ディスカッション
4月4日 平成15年度トップセミナー 講演:西澤潤一 日本原子力産業会議会長、高巌 麗澤大学教授
9月8日 平成15年度NSトップセミナー 講演:木下冨雄 甲子園大学学長
パネルディスカッション:原子力の安心とリスク・コミュニケーション
9月25日 第7回管理者セミナー 講演:畑村洋太郎 畑村創造工学研究所
過去のトラブル事例とその反映状況の紹介・ディスカッション
15年
2月20日
第8回管理者セミナー 講演:岡田佳男 雪印乳業(株)コンプライアンス部長 他
安全キャラバン 12年7月の「日本原燃(株)、原燃輸送(株)(青森県六ヶ所村)」を皮切りに、「安全講演会+NSネットとの意見交換会」をセットとした「安全キャラバン」を開始し、これまでに、延べ61事業所で実施。(協力会社を含め、延べ約5,600名が参加)
刊行物等 「NSネットニュース」を平成12年3月より発行し、活動状況を随時紹介。(過去23回発行)
小冊子セイフティーカルチャーシリーズを発行(過去3冊発行)

平成14年度NSネットセミナ−
「混迷する時代の危機管理」
(講演: 佐々 淳行 氏)
 
平成15年度トップセミナー
「原子力信頼回復への提言」
(講演: 西澤 潤一氏)
  「企業倫理の確立へ向けて」
(講演: 高 巌氏)
第7回管理者セミナー
「失敗学のすすめ」
(講演: 畑村 洋太郎氏)


(4) 評議員会
 
◯評議員
座長 石井 威望(東京大学名誉教授)
  碧海 酉癸(消費生活アドバイザー)
  大平 健(聖路加国際病院精神科部長)
  嶌 信彦(ジャーナリスト、TVコメンテーター)
  田中 靖政(学習院大学名誉教授)
  野中 ともよ(ジャーナリスト)
  村上 陽一郎(国際基督教大学教授)
第8回評議員会

  開催日 評議員からの主な意見
第1回 12年6月20日
NSネットの活動が業界内部での活動に留まることがないよう期待する。
相互評価報告書の一般公開に際して実施方法や改善提案内容等を具体的に分かりやすく記載すること。(一般公開向け)
第2回 13年1月19日
周辺住民、国民の立場に立って、業界外の人たちといかにコミュニケートしていくかという段階へ進むように努力すること。
第3回 13年7月4日
NSネットホームページの内容の充実と利用拡大に向けて努力すること。
第4回  14年2月13日
安全文化は、業界、現場によって達成状況に格差がある。この意味で、NSネットが、経験を共有する“プラットホーム”を作り上げていくことも重要。
第5回  14年7月5日
NSネットにおいて企業倫理の重要性を強調し、会員の取り組みを促がしていくことが重要。
第6回  15年2月7日
NSネットのセミナーや講演会で取り上げた講演内容は、成功体験が中心になって議論されているが、逆に失敗体験を出すことも必要であり、効果的である。
第7回  15年7月9日
技術の持つ思想や倫理、文化等を委託先に伝えていくことが重要。
安全文化は達成されたと思った瞬間から劣化が始まる。継続的、永続的に取組むべき。
第8回  16年2月10日
技術的な安全性の追求だけで世の中が納得する状況ではない。社会一般が持っている不安をどうすれば解消できるのか、それを現場から考えてもらうことに力点を置くことが必要。


2.今後の活動方針

ピアレビューをはじめとする各種活動の最適化をはかるとともに、評議員会をはじめ外部からの意見を踏まえた実効ある活動を着実に実施し、安全文化の醸成・向上に寄与していく。
原子力施設におけるトラブルや不祥事により失われた原子力に対する信頼の回復に資するため、関連団体等との連携を密にして諸活動を進めていく。
国内外への積極的な情報発信を行い、NSネット活動の社会への理解浸透を目指す。