電気事業連合会

昭和後期-1(1965~1969年)

●・・・世界の出来事

1965年
  • 名神高速道路全通
2月23日 第87回OECD理事会、日本のENEA準加盟を決定
3月2日 政府「総合エネルギー調査会設置法案」決定
5月7日 原電・東海発電所(GCR、16.6万kW)臨界
7月29日 日本原子力普及センター発足
9月21日 IAEA総会、東京で開く(~9月28日)
11月1日 原電東海発電所、初発電に成功
新電気事業法に基づく第1回電気事業審議会開催
初の50、60ヘルツが連携した佐久間周波数変換所が完成
ニューヨークで大停電事故発生
1966年
  • 人口が1億人を突破
  • TBS「ウルトラマン」シリーズ放映開始
  • カー、クーラー、カラーテレビの3C時代始まる
1月11日 原産開発計画委員会、電力需要と原子力発電の長期見通しをまとめる
4月27日 関西電力、美浜発電所1号炉にPWRを決定
5月11日 東京電力、福島原子力発電所1号炉にBWRを決定
12月1日 東電福島、関電美浜の両原子力発電所設置許可
東京電力で日本初の50万V設計の房総線新設
日本原子力発電・東海発電所が一部運転開始(日本初の営業用原子力発電所、出力12万5000kW)
関西電力の夏期最大電力が全国で初めて冬季最大電力を上回る(夏期最大電力636万4000kW、夏期ピークのはじまり)
熱海から初島まで12Kmに及ぶ海底ケーブルが完成し、送電開始
初の本格的地熱発電、松川発電所が運転開始(出力2万kW)
東京電力・横須賀火力発電所5号機が運転開始(重油火力発電初の電気集じん器採用、出力35万kW)
1967年
  • 水俣病や四日市ぜんそくなど、公害病が深刻化。公害対策基本法公布
  • 「リカちゃん人形」発売
4月13日 原子力委員会、原子力開発利用長期計画を改訂
9月21日 食品照射研究を原子力特定総合研究に指定
10月2日 動力炉・核燃料開発事業団発足(原子燃料公社を吸収)
東京電力の最大電力が1000万kWを突破(8月25日)
動力炉・核燃料開発事業団が設立
東京電力・姉崎火力発電所1号機が運転開始(単機容量が当時最大60万kW)
1968年
  • GNP(国民総生産)がアメリカに次いで世界第2位に
  • 富山県の奇病イタイイタイ病が公害病として認定される
2月21日 第1回原産年次大会ひらく
2月26日 新日米原子力協定調印(7月10日発効)
3月6日 新日英原子力協定調印(10月15日発効)
3月21日 原子力委員会、動燃の動力炉開発業務に関する基本方針決定(4月4日 同第1次基本計画決定)
4月19日 原子力安全研究協会、第1回原子力安全研究総合発表会開催
6月12日 国連、核拡散防止条約(NPT)支持決議を可決
6月20日 原子力委員会、核燃料政策の基本方針決定
6月25日 第1回「原子力開発利用動態調査」の結果発表
7月1日 核拡散防止条約に米、英、ソ連が調印
7月4日 原子力委員会、核融合研究開発基本計画を決定
7月15日 原子力委員会、特殊核物質の民間所有を実施
第1回日米原子力会議開催(ワシントン)
8月2日 初の原子炉による脳腫瘍治療が東京原子力産業研究所で行われる
大気汚染防止法が交付される
周波数単位「サイクル」から「ヘルツ」に変更
9電力会社合計で夏季最大電力が冬季電力を上回る
日本の年間使用電力量が2000億kW/hを突破
1969年
  • 東名高速道路、全線開通
  • 米ロケット、アポロ11号により月面着陸に成功
  • 東大安田講堂攻防戦
5月3日 動燃事業団、遠心分離法によるウラン濃縮の実験に成功
6月9日 第1回日英原子力会議開催(東京)
6月12日 原子力船「むつ」進水
7月21日 日本原子力文化振興財団発足
8月28日 原子力委員会、ウラン濃縮研究開発基本計画を決定
11月13日 原子力委員会、「プルトニウムに関する目やす線量」を決定
11月21日 原研JRR-1、運転終了
11月28日 西ドイツ、核拡散防止条約(NPT)に調印
世界の原子力発電設備が1000万kWを突破
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