電気事業連合会

5. 電源開発状況

再エネが大幅に拡大、石炭火力も新設へ

インドの電源は石炭火力を中心に開発が進められてきた。2018年3月末現在の総発電設備容量は3億4,400万kWで、石炭が57%を占め、他は再エネ20%、水力13%、ガス火力7%、原子力2%であった。

中央電力庁(CEA)の国家電力計画によると、電力需要の年平均伸び率を6.1%とする場合の2021年度の電力需要を1兆5,660億kWh、最大電力を2億2,575万kWと想定している。2017-2021年度中に1億7,614万kWを新設する計画があり、内訳は、再エネが1億1,776万kWと大きな比重を占める。 石炭火力は、環境規制を遵守できない老朽設備の廃止が進むことから、4785.5万kWが新設されることになっている。

更新日:2018年9月30日

このページは、社団法人 海外電力調査会の情報をもとに、海外の電気事業についてお知らせするものです。

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