電気事業連合会

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米デューク・エナジー社CEOが過度の天然ガス依存に警鐘

2012年4月25日

4月12日の業界紙によると、米国の大手電力会社、デューク・エナジー社(本社・ノースカロライナ州)のCEOであるジム・ロジャース氏は、11日に出席した会議で「低廉な電力を供給し、供給信頼度を維持するためには、天然ガス、石炭、原子力、再生可能エネルギーなど電源のバランス確保とエネルギー効率向上が極めて重要である。天然ガスが安価だからといって、今後も天然ガスに過度に依存するのは避けなければならない」と語り、天然ガス火力発電に過剰に頼ることに対して警鐘を鳴らした。また、同氏は2030年までにガス火力による発電電力量は石炭火力と同程度にまで増加すると予測しつつ、「過去20年間の米国における電源開発量の約90%はガス火力であったが、今後20年間もガス火力以外を開発しないのは間違いだ」と強調した。

 

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