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ロシア・スベルドロフスク州政府が同国初の商用高速増殖炉となるBN-1200の建設を承認

2012年7月23日

ロシアのスベルドロフスク州政府は2012年6月26日、ベロヤルスク5号機として同国で初めてとなる商用高速増殖炉BN―1200(出力120万kW)の建設を承認した。ベロヤルスク発電所には、1981年に運転開始し、2020年までに閉鎖が予定される3号機の高速増殖炉(原型炉、出力60万kW)があるが、5号機はこの置き換えとして建設される。BN―1200の設計は2013年中に終える予定で、今年5月から環境影響評価が始まっている。機器の製造は2014年、サイトでの建設工事は2015年から開始される予定。なお、同発電所では現在、4号機のBN―800(実証炉、出力80万kW)が2015年の運転開始に向けて建設工事中である。ロシアは高速増殖炉開発では、世界で着実に実績を上げている国とされている。

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