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アラブ首長国連邦が原子燃料調達で仏アレバなど6社と総額30億ドルの契約

2012年8月31日

アラブ首長国連邦(UAE)は2012年8月15日、建設計画中の原子力発電所の原子炉4基の燃料調達にあたり、仏Areva社や英RioTinto社など6社と30億ドル(約2370億円)に上る契約を締結した。この原発は、情勢が不安定なペルシャ湾岸地域で初となる民間発電所として期待されている。UAE原子力公社(ENEC)によれば、英RioTinto社と加UraniumOne社が天然ウランを供給し、Areva社と露Tenex社が精鉱・転換・濃縮に関わる技術を供与する。米ConverDyn社はウラン転換に、英Urenco社がウラン濃縮にそれぞれ携わる。ENECの最高経営責任者(CEO)は、UAEの原子力事業の最初の15年間を対象とする今回の契約について、長期にわたる供給保証や高品質の燃料調達、魅力的な価格設定などの諸条件をENECにもたらすと評価している。

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