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オバマ米大統領、風力発電プロジェクトにおける中国企業の参入を認めず

2012年10月15日

2012年10月1日付の報道によると、米国のオバマ大統領はオレゴン州で開発が計画されている4つの小規模風力発電プロジェクトについて、開発事業者であるRalls Corporationの参入を禁止する命令を下した。命令を出した理由は、同社が中国人所有の企業であり、軍事施設が近くにある同プロジェクトに外国企業を参加させた場合、国の安全が脅かされる危険性があるためとしている。今回の大統領令により、同社はプロジェクトへの既投資分を売却しなければならないが、同社の弁護士は「米国の安全を脅かすものではない。今回の大統領令は越権行為であり、無効である」と主張しており、裁判所に訴える姿勢を見せている。報道によると、今回のように大統領自身が国防の観点から外国企業の参入を禁止する命令を下したのは、1990年(当時はブッシュ大統領)以来2回目であるという。

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