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フランス国内最大の太陽光発電所が運転開始

2012年12月4日

フランス電力会社(EDF)の子会社で再生可能エネルギー発電事業を手掛けるEDF ENは2012年11月13日、フランス北東部ロレーヌ地方ムルト・エ・モーゼル県で同国最大のトゥール・ロジエール太陽光発電所(出力11.5万kW)が運転開始したと発表した。同発電所は22年間の契約で借りたNATO軍の空軍跡地(415ヘクタール)にファーストソーラー社製の薄膜ソーラーパネル約140万枚を使って建設された。着工は2009年で、総投資額4億3000万ユーロ(約430億円)。建設作業は170棟の建物のアスベストや燃料タンクの撤去、8000トンの汚染土壌の処理などの除染作業を行いながら進められた。同発電所は2012年5月から段階的に運転を始めているが、最終的に完成したことにより、人口60万人規模の都市の年間電力消費量を賄うことが可能になる。EDF ENは同発電所の他に、今年6月にはブルゴーニュ地方のマサンジ(出力5.6万kW)、9月にサントル地方のクリュセ(出力6万kW)の両太陽光発電所を再開発プロジェクト方式で運転開始している。

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