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ドイツ、再エネ賦課金の回収不足で助成財源は最大25億ユーロの赤字

2013年4月8日

2013年3月15日付ドイツ地元紙によると、ドイツの独立送電会社(TSO)である50HertsのBoris Schucht社長は3月13日の記者会見で、今年も再生可能エネルギー賦課金の回収が不足し、助成財源は最大25億ユーロ(約3080億円)の赤字になる見通しを明らかにした。これにより再エネ賦課金を5.28ユーロセント(約6.5円)/kWhから14%増の6ユーロセント(約7.4円)/kWhに引き上げる必要があり、電力消費量が年間3500kWhの一般世帯は年間25ユーロ(約3080円)の負担増を強いられる可能性もあるとした。アルトマイヤー連邦環境相は製造業など大口需要家に対する例外規定を撤廃するとともに、再エネ賦課金を現状の水準に凍結する案を打ち出している。

 

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