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[米国]DOE、軽水炉型SMR導入加速に向けて最大9億ドルの資金提供を発表
2024年7月5日
米国エネルギー省(DOE)は2024年6月17日、第3世代炉プラス(軽水炉型)の小型モジュール炉(SMR)の初期導入を支援するために最大9億ドルの資金を提供する意向通知(NOI)を発表した。
資金はインフラ投資・雇用法(IIJA)からの再割り当てに基づくもので、米国内の原子力産業を強化し、後続の原子炉プロジェクトを促進することを目的としている。
DOEによると、(1)ファーストムーバーチーム支援:最大8億ドルを提供して発電事業者、開発事業者、建設業者などが関与する初期導入チームを最大2つ支援し、マルチ(複数炉)・軽水炉型SMRの注文を促進する、(2)ファストフォロワー導入支援:最大1億ドルを提供して設計、認可、サイト準備などの分野で国内原子力産業が直面する課題を解決するための支援を行うという2つのカテゴリーで資金提供を行う。
DOEは2024年の夏から秋に資金提供の提案を募集する予定であるとしている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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