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[米国] EIA、2020年夏季の電力需要が2009年以来最低と予想

2020年7月6日

米国エネルギー情報局(EIA)は2020年6月10日、2020年夏季(6~8月)の電力需要が9,980億kWhとなり、2009年以来最低レベルとなるとの予想を発表した。
新型コロナによるソーシャルディスタンスによる影響から、(1)商業ならびに工業分野の需要が2019年夏季と比較して、それぞれ12%、9%減少する、(2)自宅勤務の増加により家庭用需要が3%増加する、(3)気温が低い日が予想されることから需要が1%減少するとして、全体としては前年夏季と比較して5%の需要減となると予想された。
需要減の影響を受け、石炭火力のシェアが2019年夏季の24%から17%まで低下し、原子力による発電量を下回ると予想されている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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