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[ポーランド] 気候大臣、2040年までに6基の原子力発電所の新設計画を発表

2020年10月6日

ポーランドのクルティカ気候大臣は2020年9月9日、世界原子力協会(WNA)のパネル討論会で6基の新規原子力発電所建設を含む「2040年に向けたポーランドのエネルギー政策(PEP2040)」について発表した。
最初の原子力発電所(100万~160万kW)の運転を2033年に開始し、2040年までにさらに5基(合計600万~900万kW)の発電所を建設する予定で必要な投資額は約400億ドルとされる。
PEP2040は今後、閣僚会議へ提出して採択される必要があるが、2040年までに発電容量の半分以上を無炭素電源とする目標において、原子力と洋上風力の導入が特別な役割を果たすことになる。
また、ポーランド気候省は、高温ガス冷却研究炉の建設について日本原子力研究開発機構と協議しており、同大臣は将来的に水素製造の一翼を担う技術として同炉を有望視していると述べた。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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