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[米国] エナジーハーバー社、オハイオ州ペリー発電所の60年運転をNRCへ申請

2023年8月2日

エナジーハーバー社は2023年7月3日、オハイオ州のペリー原子力発電所1号機(BWR:131万6,000kW)の初回の運転ライセンス更新(ILR)申請を米国原子力規制委員会(NRC)に提出した。
申請は、当初の40年間の運転期間を20年延長し、60年運転を実施することを目的としたものである。
NRCでは申請書類の妥当性の審査が行われており、書類に不備がないことが確認されれば、詳細な安全性と環境影響の審査プロセスが開始されるという。
同発電所の運転認可は2026年11月7日までであり、NRCの認可が得られれば、2046年まで稼働することができるとしている。
なお、2023年7月時点で稼働中の原子力発電所92基のうち84基が、初回の運転期間延長(ILR)の実施により60年運転のライセンスを取得しており、同発電所は、残り8基のILR未認可プラントのうちの1基である。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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