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[ポーランド] ポメラニア県当局、同国初の大型原子力発電所の立地範囲を決定

2023年11月8日

ポーランドのポメラニア県当局は2023年10月27日、同県ホチェボ市のルビアトバ・コパリノ地区に計画される同国初の原子力発電所の陸・海両域の立地範囲を決定した。
同決定により、国営原子力発電会社(PEJ)は、ウェスチングハウス社製AP1000型原子炉3基による設備容量375万kWの発電所準備作業に、同地域を使用する権利を得たことになる。
ただし、ドレリッチ県知事による立地決定は、準備作業開始に必要な許可とは異なるもので、同作業を行うには別途許可が必要となる。
その後、国家原子力庁による建設許可と地域当局の建設許可証を得て、建設工事が開始される。
PEJのベルガー会長は、「立地決定は、重要なマイルストーンの一つで、施設の建設開始が近づいた」と述べた。
また戦略的エネルギーインフラ担当のトルゼチコフスカ政府代表は、「PEJが取得した立地決定は、米国パートナーと最近締結した発電所設計契約と相まって、我々の計画の進捗を示すもの」と語った。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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