電気事業連合会

海外電力関連 トピックス情報

[英国] サイズウェルC新設計画、DCOに基づく正式な建設段階に入る

2024年2月1日

サイズウェルC原子力発電所の建設を進めるSizewell C(SZC)社は2024年1月15日、同新設計画の「開発同意」(DCO)に基づき、英国サフォーク州にある同発電所の正式な建設工事を開始したことを発表した。
EDFエナジー社は2022年7月、同発電所のDCOを計画検査院から取得し、建設準備作業を開始したものの、DCOに基づく建設前の義務事項については調整が必要となっていた。
これらの義務事項は、東サフォーク地区およびサフォーク州の議会との間で規定されていたもので、道路調査や実施体制など様々な活動が含まれていた。
今回の正式な建設開始により、建設段階における2億5,000万ポンド(約470億円)の地元向け資金パッケージの段階的利用が可能となった。
また、新設されたサイズウェルCフォーラムでは、住民が重要な問題について話し合えるようになる。
なお、この建設段階への移行は、2024年後半と予想される最終投資決定(FID)に左右されるものではないという。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

公式Twitterアカウントのご案内

海外電力関連 トピックス情報は、以下の電気事業連合会オフィシャルTwitterアカウントにて更新情報をお知らせしております。ぜひ、ご覧いただくとともにフォローをお願いいたします。

ページの先頭へ