エネルギー資源のほとんどない
日本では、エネルギー政策は
とても大事だよね
国内の事情や国際情勢にあわせ
て、さまざまなエネルギー源を
組み合わせて「S+3E」を満たす
ようなエネルギー政策をたてて
いるんだ
出典:エネルギー基本計画の概要(資源エネルギー庁)
S+3Eを大前提に、省エネルギーを進めるとともに、再生可能エネルギーを最大限取り入れるなどエネルギーミックスを実現して、2030年には「CO2排出量46%削減(2013年度比)」というとても高い目標を目指しているんだって。
結局エネルギー基本計画って何?
どんな目標があるの?
いまと何が違うんだろう?
出典:2030年度におけるエネルギー需給の見通し[関連資料](資源エネルギー庁)
再生可能エネルギーや原子力などのCO2を出さない発電方法(ゼロエミッション)の比率を2019年の24%程度から、2030年には59%程度にしていく目標なんだって。
出典:2030年度におけるエネルギー需給の見通し[関連資料](資源エネルギー庁)
発電するときなどに出るCO2の排出量は2019年では10.3億tだったけど、2030年には6.8億t程度にまで削減することが目標なんだ。
出典:2030年度におけるエネルギー需給の見通し[関連資料](資源エネルギー庁)
2019年時点で日本はエネルギー資源のほとんどを輸入に頼っていて、エネルギー自給率は12.1%なんだけど、2030年にはエネルギー自給率30%程度を目標にしているんだ。
2030年に向けてどんなことに
取り組んでいくんだろう?
さらに先の2050年に向けて
何をしていけばいいんだろう?
自動車や工場などを電化にしていったり、水素などのクリーンなエネルギーを使ったり、さらには、空気中からCO2を取り除く技術や、バイオ燃料を使った技術など、さまざまな取り組みをしていくんだって。
まずは2030年のエネルギーミックスの
確実な実現を目指す。
再生可能エネルギー・原子力・水素…あらゆる技術を開発して、CO2排出量の削減に取り組んでいかなければならないんだ。
『S+3E』とは、安全性の「S」と安定供給、経済性、環境の3つの「E」のこと。しかも、安全性を前提に3つのEをバランスよく実現しなければならないんだ。