エネルギー基本計画って?

2018年7月に決まったエネルギー基本計画 エネルギー政策について書いてあるみたいだけど 何だか難しそう

エネルギー政策の基本

エネルギー資源のほとんどない
日本では、エネルギー政策は
とても大事だよね
国内の事情や国際情勢にあわせ
て、さまざまなエネルギー源を
組み合わせて「S+3E」を満たす
ようなエネルギー政策をたてて
いるんだ

エネルギー政策(S+3E)

  1. 安定供給 経済性 環境
  2. 安全

『S+3E』とは、安全性の「S」と安定供給、経済性、環境の3つの「E」のこと。しかも、安全性を前提に3つのEをバランスよく実現しなければならないんだ。

ピカールくん
安全性はもちろんのこと 発電コストや環境への配慮も重要なんだね

2030年における発電方法の組み合わせ(エネルギーミックス)

  1. 2030年度における発電方法の組み合わせ(グラフ)
  2. 火力56% 原子力20~22% 再生可能エネルギー22~24%

出典:長期エネルギー需給見通し(経済産業省)

2015年に決まった『2030年における発電方法の組み合わせ(エネルギーミックス)』の実現を目指しているんだ。
さらに、2013年と比べて『CO2排出量26%削減』という目標もあるんだって。

ピカールくん
いろいろな発電方法をバランスよく組み合わせることが大事なんだね

エネルギー基本計画

結局エネルギー基本計画って何?

エネルギー基本計画とは

国が定めるエネルギー政策の基本方針
ピカールくん
2030年のエネルギーミックス達成に向けた方針だけじゃなく、2050年に向けたエネルギーのあり方についても書かれているんだって!

具体的な目標

計画の中には
どんなことが書かれているの?
いまと何が違うんだろう?

CO2を出さない発電方法の比率(ゼロエミッション)

CO2を出さない発電方法の比率
  1. 2013年 12%
  2. 2016年 16%
  3. 2030年 44%程度

出典:エネルギー基本計画(経済産業省 資源エネルギー庁)

再生可能エネルギーや原子力などのCO2を出さない発電方法(ゼロエミッション)の比率は、2030年の目標は44%なんだけど、2016年ではまだ16%なんだ。

CO2排出量

CO2の排出量
  1. 2013年 12.4億トン
  2. 2016年 11.3億トン
  3. 2030年 9.3億トン

出典:エネルギー基本計画(経済産業省 資源エネルギー庁)

発電するときに出るCO2の排出量は2016年では11.3億tなんだけど、2030年には9.3億tにまで削減することが目標なんだ。

エネルギー自給率

エネルギー自給率
  1. 2013年 6%
  2. 2016年 8%
  3. 2030年 24%

出典:エネルギー基本計画(経済産業省 資源エネルギー庁)

2016年時点で日本はエネルギー資源のほとんどを輸入に頼っていて、エネルギー自給率は約8%なんだけど、2030年にはエネルギー自給率24%を目標にしているんだ。

ピカールくん
いろんな目標があるけど 達成のためにはもっとがんばる必要があるんだね

2030年 エネルギーミックス

2030年のエネルギーミックス
実現に向けて、どんなことに
取り組んでいくんだろう?

エネルギー政策の取り組み

  1. 再生可能エネルギー 積極的に導入を推進していく【主な取り組み】・コストを下げるための研究 ・再生可能エネルギーを電線で受け入れられるようにする工夫 ・自然環境によって発電量が変動する再生可能エネルギーを助ける火力発電の準備
  1. 原子力 安全性を最優先に再稼働を進める【主な取り組み】・安全性を向上させ続ける ・原子力規制委員会の基準をクリアしてから再稼働する ・できるかぎり依存度を減らしていく ・使用済燃料の対策を着実に進める
天然ガス(火力)
  1. 天然ガス(火力) 地球温暖化対策の観点から利用拡大を促進する【主な取り組み】・燃料調達先を分散させることなどで、コストの低減を目指す ・高効率な利用方法の推進 ・緊急時に備えた体制の整備
石炭(火力)
  1. 石炭(火力) CO2の排出量を抜本的に削減する【主な取り組み】・発電効率を向上させる技術の開発 ・効率が悪い古い発電所の廃止
ピカールくん
2030年エネルギーミックスへはまだまだ道半ばいろいろな取り組みをして目標に向かっていくんだ

2050年に向けて

さらに先の2050年に向けて
何をしていけばいいんだろう?

CO2排出量の削減

  1. 2050年 CO2排出量
  2. 80%削減を目指す
ピカールくん
2050年ってずっと先だけどどうしたらいいんだろう

2050年に向けて

2030年
  1. 再生可能エネルギー22~24% 火力50% 原子力20~22%

まずは2030年のエネルギーミックスの
確実な実現を目指す。

いろいろな可能性を検討して…
  1. 2050年 再生可能エネルギー+蓄電池 再生可能エネルギー+水素 次世代原子力など

再生可能エネルギー・原子力・水素…あらゆる技術を開発して、CO2排出量の削減に取り組んでいかなければならないんだ。

ピカールくん
いろんな可能性に挑戦してみんなで目標達成に向かって進んでいこう!